スプレッドシート

CryptPadのスプレッドシートのアプリケーションはOnlyOfficeに基づいています。詳細についてはCryptPadとOnlyOfficeの関係性は何ですか?をご覧ください。

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ドキュメンテーション

スプレッドシートの使い方についてはOnlyOfficeのドキュメンテーションをご覧ください。

注釈

セキュリティー上の理由から、OnlyOfficeのプラグインマクロはCryptPadでは利用できません。

ツールバー

CryptPadはOnlyOfficeのスプレッドシートを他のアプリケーションと同様に暗号化された共同作業用プラットフォームに統合しています。OnlyOfficeには様々な機能が使えるタブ型のツールバーがあり、画面にツールバーが2つ表示されるため、分かりにくい可能性があります。

  • 一番上にあるCryptPadのツールバー ファイルの操作(インポートとエクスポート、履歴、プロパティーなど)や 共有 アクセス管理に使用されます。

  • OnlyOfficeのツールバーはスプレッドシートのドキュメントや共同作業モードにおける諸機能について用いられます。共同作業モードについては、次のセクションで説明します。

取り消しと共同作業モード

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OnlyOfficeでは、スプレッドシートの共同作業で、異なる編集モードを使用できます。編集モード間には、変更点をユーザー間で同期する仕組みと、取り消しの機能が利用できるかどうかに関する違いがあります。

  • 既定では高速モードが有効に設定されています。全てのユーザーによる変更は、変更が加えられる時点で他のユーザーと同期されます。高速モードでは取り消しを行うことはできません。

  • 厳格モードでは、各ユーザーが独立して変更を加えることができます。変更されているセルは、その変更を行っているユーザーが変更を保存するまで、他のユーザーが変更できないよう「ロック」されます。新しい変更は、保存後に他のユーザーと同期されます。厳格モードでは、保存される以前の変更を取り消すことができます。ユーザーが変更を保存すると、他のユーザーには最新の変更を受信するために保存画面が表示されます。

Ctrl + Z が取り消し用に押された場合、アプリケーションは、取り消し機能を有効にするために厳格モードに切り替えるよう自動的に推奨します。

高速モードに切り替える場合は、OnlyOfficeのツールバーにある共同作業のタブから共同作業モード > 高速を選択してください。

注釈

CryptPadはそれぞれの端末で全てのドキュメントに関して選択した編集モードを記録します。

履歴

スプレッドシートの履歴にアクセスするには、CryptPadのツールバーの ファイル > 履歴を選択してください。

OnlyOfficeがCryptPadの暗号化されたリアルタイム共同作業に組み込まれている仕組み上、スプレッドシートの履歴は他のアプリケーションとは異なる形で機能します。

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スプレッドシートの履歴ツールバー

スプレッドシートの履歴では、以前のバージョンに戻ってから、個々の変更を現時点の状態に向かって確認できます。

  • 前のバージョン

  • 1個の変更を確認

  • 次のバージョン

バージョンの復元と共有機能は、スナップショットに関する全機能を含めて、他のアプリケーションと同様に機能します。

印刷

スプレッドシートを印刷する際には、以下のいずれかのフォーマットでエクスポートし、LibreOffice Calcなどのデスクトップアプリケーションでページのレイアウトを調整することを推奨します。

または .pdf エクスポートでファイルをプリント用に出力できますが、ドキュメントのレイアウトによって出力結果が変化する可能性があります。

インポート/エクスポート

ファイル > インポート
サポートするフォーマット:このアプリケーションでエクスポートされた .bin ファイルとExcelの .xlsx
ファイル > エクスポート
サポートするフォーマット:.bin、Excelの .xlsx.ods.pdf